読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アクティブラーニング講師藤井すぐるの「一度ぐしゃっと潰れたらいいんちゃう?」

教育コンサルタント藤井すぐるによるブログです。関西在住。

日本の教育はサラリーマンを量産するシステムである

日本の教育はサラリーマンを量産するシステムである
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45757?utm_source=newspicks&utm_medium=feed&utm_campaign=link&utm_content=title

とりあえずこの記事を読んでみて下さい。
ぼくがもっている違和感がまとめられています。

現在の日本の教育システムは、戦前の軍国教育を元にして作られています。
日本は古来より精神論の国です。
根性があれば何でも可能にすると言われていました。
(戦争中は、根性があれば、竹ヤリでも戦車に勝てるなどと言われていました。冷静に考えてみてください。勝てるワケないでしょう。山口県なんて、山口県だけでイギリスと戦争してますしね。)

戦前は「お国のためにー!」と戦える兵隊を作るための教育でした。
敗戦し、国の経済発展のために戦える(働ける)兵隊(ビジネスマン)を作るための教育に変わりました。
どちらも国民国家の概念を叩き込み滅私奉公する兵隊を創り出すための教育です。


滅私奉公

  • 私利私欲を捨てて、主人や公のために忠誠を尽くすこと。▽「滅私」は私利私欲を捨てること。「奉公」は国や社会などの公、または、主人や主君・上位の者などに自分の身をささげて尽くすこと。
  • http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/滅私奉公/m0u/より

つまり、
戦前は戦えるザクの育成。
戦後は働けるザクの育成。

0F590449-CEC4-4258-994C-FE544B02A59E.gif


日本の教育は「ザク」を作る教育です。
実際、戦後の復興期から高度経済成長にかけては、その教育でうまくいっていました。
現に今のぼくたちの生活があるのは、国の発展を目指して滅私奉公していただいたお陰です。


その頃の教育は
「ちゃんとしなさい」…正しく
「早くしなさい」…スピーディーに
「いい子にしなさい」…従順に

という3つがキーワードでした。
当時は産業界も「ちゃんと」「早く」「いい子に」している人材を求めていたし、日本という国全体がそんな人材を必要としていた。
正しく(ちゃんと)、スピーディーに(早く)、なおかつ従順に(いい子に)動くロボットのような子どもが理想とされていました。
「読み書きソロバン」の基礎がしっかりできて、真面目に働いてくれる人が社会で求められていました。


これは戦後の復興期から、高度経済成長にかけての教育であり、今の高度に発達した社会では通用しなくなっています。
しかし、社会は変化したにも関わらず、日本の教育は滅私奉公できる人材の育成から変わっていません。
世の中は変わったが、教育は変わっていません。
軍隊のようです。

thumb_IMG_9515_1024.jpg


「ノートを取りなさい
「漢字を覚えなさい
「テストでいい点数を取りなさい
ほぼすべて「なさい」で縛られています。
僕にはそこが理解できません。
いまだに「いい高校に行き、いい大学に行き、いい企業に入れれば、幸せ」という古い図式から脱せていません。
「今の時代高校ぐらい出てないと、通用しない」「今の時代大学ぐらい出てないと、通用しない」「何か資格がないと通用しない」
という勝手な価値観で、生徒のドリームキラーとなります。
親心から言っているのでしょうが、そんな
権威が当たり前の時代はもう終わりました。

Evernote Camera Roll 20160119 001929



政府主導でこんなプロジェクトがありました。
https://www.facebook.com/cvgpage/posts/381888691928727
今の教育でジョブズのような人材が出てくるわけがないじゃないですか。


今言われているのは、「何か一つで尖ること」です。
日本の教育はパワプロのサクセスで言うところのオールCの選手を作る教育です。
オールCの選手を使いますか?
オールCの選手ならば、力だけSに尖らせた選手を使いませんか?


みなさん、ULTRA JAPANというイベントはご存知ですか?
3日で90000人を動員した約95億円の経済効果を生んだ、9月にお台場で行われた国内最大級のクラブミュージックの野外フェスです。
http://news.livedoor.com/topics/detail/10617234/
そこに集まるワールドクラスのトップDJは、昔で言うところの「音楽オタク」です。
元々いじめられっ子やオタク・引きこもりといった暗い存在だと世間で思われているような人が、DJということを覚え、ここまで登りつめました。
今は「何か一つを本気でやり込んだ」者が成功する時代になりつつあります。


もうザクになる時代は終わりました。
これからは自分の手で、新しい答え、自分の生き方というものを見つけていかなければなりません。
レールは敷かれているようで、敷かれていません。
情報処理だけでよかった時代は終わり、情報を編集する能力が必要な時代になりました。
常識やルールをゼロから疑い、情報を自分で収集し、自分の未来を切り開いてください。

「常識は壊すもの」
「ルールは破るもの」

では。


メールアドレス:paper.thug.life.paper@gmail.com
Facebookhttps://m.facebook.com/s.agents.of.orange?ref=bookmarks
twitter:@thug_life_fujii