アクティブラーニング講師藤井すぐるの「一度ぐしゃっと潰れたらいいんちゃう?」

教育コンサルタント藤井すぐるによるブログです。関西在住。

「1500円に」引き上げ求め若者がデモ東京

あけましておめでとうございます。
2016年が始まりましたね。
今年も楽しい一年にしたいですね。
人生で一番動ける時期が来るので、ぐいぐい走ります!!

今日はこのニュースについて書きます。
http://mainichi.jp/articles/20151214/k00/00m/040/016000c
東京で最低賃金を1500円に引き上げるように、デモがあったというものです。
政府が掲げる最低賃金1000円(時給)への引き上げでは、生活苦は解消されないとして、最低賃金を1500円の実現を求めたものです。

厚生労働省の発表によると、最低賃金の平均は798円、まぁ約800円らしいです。東京は907円です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
これを1500円まで引き上げろという要望です。

時給1000円では生活できないという意見はわかります。
例えば、時給1000円で週5日、1日8時間労働を行ったとすると
1000円 × 8時間 × 5日 × 4週 = 16万
物価や地価の高い東京で月16万円で生活するのは確かに難しいかもしれません。
さらに、アルバイトや非正規雇用だと、自分の好きな時間だけ働けないこともあるので、上のように毎月16万円収入を得るのは難しいです。

これを時給1500円にすると
1500円 × 8時間 × 5日 × 4週 = 24万
24万だと、サラリーマンや公務員と同じ生活水準の暮らしが期待できそうですね。

ちなみに、大卒の初任給は200万から230万なので、手取りで月19万ほどになります。それよりも高い給料を求めているということです。
いかがお考えでしょうか??


僕は最低賃金が1500円になれば、給料が増えて、生活が豊かになると思うので、いいと思います。
しかし、
1500円になると、機械化が進む。
最終的にその仕事がなくなるという未来が見えているかどうかです。

企業にとって一番かさばるのは当然、人件費です。
人件費をどうにか押さえて、生産活動を行い、自社の利益を最大化したい。
今コンビニのレジに時給1500円は出せません。労働者一人につき約2倍の人件費がかかってしまうことになるからです。
2倍の人件費というのは、店にとっては一人の労働者で回すことができている環境に、無駄に2人用意する、のと同じです。
中には一人やったら無理!もう一人必要!という環境もありますが、一律1500円というのは、こういう側面もあります。


社会が1500円に上げることを是とするならば、一時的に1500円にはなるでしょうが、企業はセルフレジなどの機械化を本気で進めることになるでしょう。自社でロボット開発を行っているならば、予算を増やすでしょう。
そうなれば、時給1500円でいるのは束の間で、時給0円の機械に仕事が奪われます。
(この「奪われる」という表現は好きじゃないのですが、あえて用います。)
つまり、自分に返ってくるということです。


今、時給900円の仕事を行なっている人は、「今の社会では、その仕事は時給900円の仕事である」ということを受け入れる必要があります。
時給を上げろー!」ではなくて、時給を上げるにはどうすればいいか。

仕事を変えることも選択肢の一つです。
個人の能力をつけることも選択肢の一つです。
世の中には最低賃金以下の時給の仕事も多いです。サービス残業が当然になっている企業では、給料➗労働時間で、時給を計算すると、900円以下の方は多くないでしょうか?
ちなみに僕もその一人です。

その現状が嫌なのであれば、変化を企業や社会側に求めるのではなく、
自分に求めましょう。

例えば、クラウドソージングの大手、ランサーズを覗いてみると、システム開発の仕事になると5万円から10万円の案件や、5000円から5万円の案件はゴロゴロ転がっています。
この仕事が受けられないのは、自分にプログラミングの能力がないからでしょう。

ないならば、つければいい。
できないならば、できるようになればいい。

そうして僕たちは生きてきたのではないでしょうか?
よく生徒に言うのですが、「生まれたときに自転車乗れた?」と。
生まれたときから、自転車に乗れた人は少ないと思います。
最初は補助輪の付いている自転車から始めて、補助輪を外して、何回もこけて、何回も失敗をして、そのあと、乗れるようになります。
それを同じです。
できないことはできるようになればいいだけです。
そのときに失敗することもあるでしょう。
でもその失敗はチャレンジしたから得られたものです。チャレンジしなければ得られなかった貴重な証です。
日本は失敗に関して、寛容じゃないです。「失敗したくない」という思いから、本心を出せない人も多いのではないでしょうか。
でも、失敗しても、大丈夫です!
本当に大きな失敗をしても、刑務所に入るだけです。
刑務所に入っても、仕事と3食は保証してくれているので、死ぬことはありません。
最も怖いのは、失敗を恐れて、変化すること・チェレンジすることをやめるということです。

自分自身の変化を恐れずに、楽しみましょう。


では


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