アクティブラーニング講師藤井すぐるの「一度ぐしゃっと潰れたらいいんちゃう?」

教育コンサルタント藤井すぐるによるブログです。関西在住。

社畜JKが学校で「納得出来ない」と感じたこと 「なぜ黒板を写メで撮ってはいけないの?」

社畜JKが学校で「納得出来ない」と感じたこと 「なぜ黒板を写メで撮ってはいけないの?」
 
昨日こんな記事を見つけました。
内容をざっくりまとめると、
 
勉強スタイルは人それぞれなのに、なぜ全員ノートを取らなければいけないのか。
「意見をはっきり言え」と言うくせにはっきり言えば怒られる。
服装なんて個人の自由。
黒板は写メで記録する方が、メリットが大きい。
「ダメなものはダメ」という理由。
学校なんて行きたい人だけ行けばいい。

 

という内容です。
 
 
まさに正論です。
ぼくは予備校で、ぼくの授業であれば、何をしてもいいと言っています。
「授業中に、何か飲んでもいいし、別にガムを噛んでもいい。なんなら、弁当を食ってもいい」
「ノートはとりたかったら、取ればいい。写メを撮っても全然オッケー」
「授業が簡単すぎるとか、面白くない。自分にとって必要ないと思うのであれば、ツムツムをしてもいい」
と。
しかし、その後「でも、ぼくは止まりませんから、わからないと言っても知りません」と釘を刺しています。
 
 
これは予備校だからできることです。
学校ではこうは言えません。
学校では「ノートをとりなさい」と言わなければなりません。
しかし、ぼくにはノートを取らなければいけない真の合理的な理由が見つかりません。
だからぼくは「ノートをとりなさい」なんて言いません。(言えません)
 
 
ノートを取る真の目的は、「覚えるため」にあります。
覚えるための最適な方法が書くことだと考えられているから、みんな書くように言います。
小学生ならば、字をちゃんと書けるようになるため、ペンをちゃんと持てるようになるためという目的の下でノートを取らせることを強いるのはわかりますが、中学生以降になると、強いる必要はありません。こういったところが軍隊みたいです。

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なぜ覚える必要があるのか。
それはテストに出るから、入試に合格するために授業内容を覚える必要があるからです。
つまり入試のためです。
学習指導要領には高尚なことが書かれていますが、結局のところ、入試のためです。
ですので、入試や進学に対して興味がない生徒はノートを取る必要はありません。
必要なのは、進学しないと今の日本の普通像から離れてしまうので、そこから自分のことを認められるか、生きていくための方法を見出せるか、つまり正しい情報を入手できるかです。
 
 
 
また、学校や予備校の授業を見ていると「ノートを取ること」が目的になっている人が多い印象があります。
授業の目的は生徒に授業内容を理解させることにあり、決してノートを取ることではありません。
手段と目的が入れ替わっています。
 
本来
目的:授業内容を理解する。
手段:授業を聞く。授業に参加する。
 
現状
目的:ノートを取る。
手段:授業に参加する。
 
になっている気がします。
 
 
本来の目的に則るとこの記事のみちゃきさんの言う通り、写メの方がいいです。
大学に入るとほとんどが写メ、データの形でやりとりを行うことになるのに、それを大学生以下の学年で禁止する理由が見つかりません。
なんで、ノートを取らないとダメなんでしょう。
 
 
最近「なんで授業中にガムを噛んだらあかんの?」と聞かれました。
ここでぼくは2通りの意見を言いました。
先生としての意見
「あかんもんはあかん。授業中にガムを噛むことはあかんことやからあかん」
個人の意見
ぼくにはわからない。だから個人的にはガムを噛んでもいいと思う。でもあかんらしいし、そのあかん理由がわかる人に聞いて。ぼくもあかん理由はわからない。」
 
学校はこうした理不尽がまかり通る環境です。
この環境に慣れてしまった結果が、「企業は先生(医師、弁護士、教員)を雇ってはいけない」ということになったのではないでしょうか。
 

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では
 
 
 
また近々書こうと思っている内容なのですが、「灘中に受かるレベルの学力の生徒が小学校に行く必要はあるのか」と思い、知り合いの小学校の先生に尋ねました。
そうすると「行かなあかん。決まっているから」と言われて、教師という仕事の怖さを学びました。